クリーンエキスポ2021目前!!!
今日は弊社の研磨洗浄で使用するパッドとクリーナーの紹介です。
日本のワックス管理は、30年以上前の環境汚染にまだ関心が薄かった時代に確立された溶解洗浄が主流で今もなお続いています。
溶解洗浄は、とにかくワックスを溶かして研磨する手法で、ワックスの黄変や密着不良、光沢がなかなか上がらない状態でワックス塗布を行う為、ワックスを厚く塗ったり、何度も塗ったり、行き着く先に待っているのは剥離です。
研磨洗浄とは、クリーナーでワックスを溶かさず、ワックスの上についた汚れだけを剥離し、傷ついたワックスの表面を研磨し整える手法です。
もちろん研磨すれば仕上がりは目に見えない凹凸に仕上がる為、凹の部分を埋めて平滑に仕上げる為に、かすれない程度のワックス塗布を行います。
まずは洗浄する前の状態です。
前回洗浄後1ヶ月経過した現場状況です。
研磨洗浄はワックスの密着性が高まりますので、光沢はさほど落ちていません。
(誠和メンテナンスのフェイスブックに1ヶ月前の仕上げ状況を掲載しています)
では、研磨洗浄するとどうなるか見てみましょう。
ワックスは溶けていない為、汚水の上でワックスが浮いています。
コンディションパッド#1500で洗浄、汚水回収後の様子です。
光沢は若干落ちますが、光沢は50~70あたりをキープしています。
(溶解洗浄の場合、1桁〜30程度まで光沢は落ちます)
そこからコンディションパッド#2500をドライで回してみます。
少し光沢は上がりましたが、まだ細かい目に見えない凹凸に仕上がっているのでワックス塗布してみます。
ワックス塗布は、メーカー推奨平米あたり10~20ml、ようは10mlを二度塗布することとしています。
弊社は平米あたり6.5~7ml(溶解洗浄での3分の2または約5分の1)を塗布します。
仕上がりはどうでしょうか?
またワックス塗布後の乾燥時間、歩かれるリスク回避など作業時間もスムーズになります。
また、ワックスが黄変しないので剥離周期を大幅に先延ばし出来ます。
クリーンエキスポ2021では皆様にお会い出来ます事を願っております。