病院清掃実務セミナー2019 消費税10%・最低賃金1,000円時代の病院清掃のあり方とは?
厳しい病院経営、清掃業者へのさらなるコストダウン、人手不足・人件費増のなか、従来の清掃の考え方で果たしてよいのか?業務の高度化、病院側との協働、ロボットの活用など、幅広い視点から病院清掃を考えます。
今年10月から消費税率が10%に増税され、同時期に最低賃金の改定(平均3%アップ)も行われます。東京・神奈川では最低賃金が時給1,000円を超え、労働人口の減少とあいまって人件費の高騰は避けられない状況です。コスト増の圧力が高まる中で、診療報酬に支えられている病院経営は厳しさを増しているようです。一方、病院清掃業務を受注する側も、人件費増による経営圧迫という課題に直面しています。病院清掃業務は医療施設の環境整備という、病院経営の一翼を担う業務であり、発注と受注の両者が、「コスト削減&品質向上」という課題に取り組まなければ、十分な環境整備や感染対策ができない時代になることも予想されます。
医療機関の厳しい状況に対して、病院清掃の作業はどうあるべきか、それを支える管理スタッフはどんな対応が求められるのか、事務部門や感染管理部門とどのような連携が必要になるかなどを検証することによって、より信頼性の高い病院清掃のあり方を考えます。
◆◆プログラム◆◆
【講演1】
厳しい病院経営の改革に貢献するメンテナンス業務の多様化と高度化のあり方
~病院清掃を担うメンテナンスのサービスのあるべき姿~
▶講師:松本卓三(マネジメント21 代表)
【講演2】
厳しい病院経営環境のなかでビルメン企業に期待すること(仮)
▶講師:清水洋治(東京女子医科大学東医療センター 施設課)
【講師3】
病院清掃における人材不足対策とは
~病院から信頼させる現場をつくることが近道~
▶講師:高嶋雅之(未来創造マネジメント代表)
【講師4】
大学病院における清掃ロボット活用の実際(仮)
▶講師:瀧澤秀和(株式会社ビコー 取締役社長)
日時:10月11日(金)10:00 ~ 16:30
会場:ビルメンテナンス会館3階(東京都荒川区西日暮里5-12-5)
受講料:月刊ビルクリーニング年間購読者 8,800円 一般 13,200円
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